肉汁がしたたる唐揚げ

ころもは自家製でも市販のからあげ粉でもなんでも構いません。
揚げ方が決め手です。
ころもが何であれ、揚げ方次第で肉汁はしたたります。
ただし、小麦粉だとカリッと揚がりますが、熱いうちに食べた方がうまいです。
片栗粉はあまりカリッとしませんが、冷めてもそこそこうまいので、
半々か、小麦粉7:片栗粉3とかが良いかもです。

揚げ油を180度くらいに熱します。
(さらに熱し続けると火事になります)
強火にして適量の肉を揚げ始め、30秒程したら中火にします。
(中火だったり、肉を入れすぎると、油の温度が下がってうまく揚がりません)
肉どおしがくっつかないように箸を適度に転がし、揚げ始めて から1分半程で肉を一旦油から上げます。
(肉どおしがくっつくと肉の内部に火が通りにくくなって失敗します)
肉を一旦上げている間、揚げ油の温度が下がらないように火を調節しておきます。
(肉を上げている間にころも部分の余熱で肉の内部が7分程度まで火が通ります)
5
肉を上げてから1分半程たったら、強火にして再び肉を揚げ始めます。
(強火にすることで外側のころもをカリッとさせます)
6
強火のまま1分弱程揚げて肉を上げます。
(火が弱いと外側がカリッとせず、1分以上揚げてしまうと肉から水分が出過ぎてジューシーになりません)
7
油切りを1分程行います。
(この1分間で中まで完全に火が通りますので、すぐに食べ始めると中心部分がまだチョイ生です)

肉を開いてみて、中がまだ生だったらやり直しがきかないので、電 子レンジで火を通し、残念がりながら食います。

要は180度をキープしつつ1分半揚げ、1分半待ち、最後は高温で1分弱揚げ、余熱で1分。合計5分で完成です。
ジューシーでなかったり、ころもがカリッとしていなければ火加減と時間のバランスの問題です。
肉が小さすぎたり、大きすぎたりする場合は時間を臨機応変に調節しましょう。
失敗を重ねつつ感覚でつかみましょう。弱めの火だけはいただけんです。
ころもや肉の味付けは適当によろしく!