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ツェッペリン開始!

名アルバムIVの採譜が始まった。
まずは「BLACK DOG」
最初のリフの部分のテンポは4/4にハマらないが、変拍子の意識なのか、それとも再びスタートするときにあうんの呼吸で始めているのか…
また、セクションの頭をどこにおいているのか…
参考2冊ともいろいろと見解が違うし…

ということで、本人たちの脳みそになった気で、独自の解釈で書いてみた。
出来れば、読者が混乱の無いシンプルな書き方を基本としたいのだが、YAMAHA担当者のこだわり加減や、ラフと緻密が融合したようなバンドであることとかを加味しつつ、結果的には細かい変拍子が混ざった表記となってしまった。
「実際に演奏する際は変拍子の表記は気にしすぎず、聴き込んでみて得た感覚をそのまま表現する感覚で…」
などと解説でのフォローが必要だな。

抽象的表現、霞掛かった景色の美しさを、細かい所まで機械的に観察するのはあまり良くない。
景色全体を広い視野でとらえて心にしっかり焼き付けた方が、その景色の良さを人に伝えられるだろう…

採譜者としては当然、細部まで聴くことは必須なのだが、読者に、また読者の演奏を聴いた人に曲のオリジナリティを「伝える」ために、最終的にどの表現法をチョイスするか…。
難しいのです~

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